まごころ観音とは まごころ観音とは
まごころ観音様は「観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)」です。
まごころ観音様は「観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)」です。
観は「観光」の「観」です。「観光」は「光を観る」と書きますが、「光」、即ちその土地の歴史、文化を「観る」(見る)の意味ですが、ただ見るとは違い「心の目で真実を見極める」の意味があります。 また音は「音を上げる」という言葉がありますが、「本音」の「音」であり、心の奥底から発する苦しみや、悲しみの声です。 観音様はそんな私達の「本音」を聞いて、漏らさず救って下さる、慈悲心に満ち溢れた仏様です。
まごころ(真心)
仏教詩人、坂村真民さんの「まごころ」という詩を紹介させて頂きます。
天地を貫くのは まごころ
地球を包むのも まごころ
世界を平和にするのも まごころ
こころはころころするが
まがつくと もう万里一条鉄
びくともしない どんなことでも ふしぎとよくなる
まごころは 差別を無くし 憎悪を消し 光のように
すべてを照らし 愛に満ち 熱い涙で 抱いてくれる
ああ 宇宙を美しくするのは まごころ まことのこころ
まごころ(真心)を辞書で引くと、「嘘偽りや飾る事ない真実の心、ありのままの気持ち。誠心誠意、他にほどこし尽くす心。至誠」とあります。
この誠は仏教で言う「慈悲心」です。世の為、人の為に、精一杯生きていく事。何時でも何処でも慈悲の心をもって生きていく事、それがまごころの生き方です。
かんのんさまがみている
ほとけさまがみている
みんなみている
ちゃんとみている
まごころ観音様は、お参りの皆さまを優しい慈悲の眼差しで見守っています。
いつでも、気軽にお参りください。