春彼岸のご案内

北海道の2月は冬の真っ最中ですが、本州では梅の便りが届く季節です。

「梅経寒苦発清香」(梅は寒苦を経て清香を発す)

禅語として有名なこの言葉は、茶道の掛け軸などで良くみかけ、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
出典ははっきりしておりませんが、曹洞宗では道元禅師様のお言葉である、と教えられております。
道元禅師様の時代(鎌倉時代)に既に有名な言葉で、当時戦乱の世の中で苦しむ人々に希望を与えていた言葉であり、道元禅師様も好んで使われていた言葉であったのだろうと推測します。
誰もが知ることわざでも、実は出典不明のものが多く、自然と日本人の暮らしに深く根付いているものです。

梅は寒い冬、厳しい寒さの中で、しっかりと養分を貯えます。
そして、春の訪れと共に可憐な花を咲かせ、清らかな香りを漂わせます。
人生において、辛い事、悲しい事がありますが、それを乗り越える事によって、人として一回り大きくなり、その経験から相手の辛さ、悲しさを理解出来る人になるのではないでしょうか。
また、努力や精進を積み重ねる事により、その結果大輪の花を咲かせるものではないでしょうか。

北海道はまだまだ厳しい寒さが続く毎日ですが、必ず春が訪れます。
風邪などひかれませぬよう、体調にお気をつけください。

画像は数年前、東京都湯島天満宮の湯島天神梅祭りに行った時のものです。
境内が梅の清らかな香りで満たされており、心が洗われる思いがしました。
可愛いメジロが春の陽気の中、元気に飛び回っていたのが印象的でした。
メジロも寒い冬を耐え、春の訪れを待っていたのでしょうね。

「まごころ霊堂 春彼岸のご案内」

・春彼岸 納骨堂開放期間 3月16日(日)~23日(日)

・春彼岸大法要 3月20日(木・祝)11時半開式

令和七年如月